【SNS×採用】ソーシャルリクルーティングのメリット・デメリット。成功させる戦略について。

「広告や紹介だとコストがかかるから、SNSを使った新しい採用手法を取り入れてみたい」
このような悩みはお持ちではありませんでしょうか?

 

5Gの導入などインターネット環境が整った時代に育ってきたZ世代にとって、情報を集める際にはSNS(LINE、Twitter、Instagram、Facebookなど)が必要不可欠になってきました。

「娯楽」や「情報収集」のツールとして活用されてきたSNSが、現代では「採用活動」にまでも及ぶようになってきたのです。そんなSNSを用いた採用活動は「ソーシャルリクルーティング」と呼ばれており、昨今ではあらゆる企業が取り組み始めています。

ブランディングと採用を上手く紐づけながら適した人材を確保する動きが、多方面で見受けられるようになってきました。

 

本記事では、SNSを用いた採用活動「ソーシャルリクルーティング」におけるメリット・デメリットや、今後の活用の仕方などについて紹介していきます。

 

◆SNSで採用をするメリット

①コスト削減に繋がる

SNSは基本的に無料で利用できるものが多く、予算に頭を抱える企業でも比較的取り入れやすいツールになります。
特にTwitterやFacebookでは企業アカウントだけではなく社員1人1人が個人アカウントを運用しているケースも多く、メールアドレス1つで簡単に始められるのが特徴です。

②利用母数が多く狙ったターゲット層に訴求できる

従来の求人媒体や人材紹介のみでの情報発信では、限られた求職者にしか訴求ができませんでした。
しかし、拡散力の高いSNSの普及によって、上記以外の潜在層にもターゲットを絞って情報発信ができるようになりました。

③企業ブランディングに繋がる

広告掲載の堅苦しい文章だと、どうしてもリアルな社内の情報や社内の雰囲気などは伝わりづらいのが難点。
一方で、SNSを利用する1番のメリットは自社ブランディングに繋がるという点です。
日常的な発信を文字や写真を通して行っていくことで、幅広いユーザーに手軽に「知ってもらう」ことができます。

④候補者の人柄や経験を知ることができる

SNSではユーザーが普段の趣味趣向や日常考えていることなどを吐露しているケースが多いので、面接や履歴書だけでは把握しきれない求職者の人間性についての理解を具体的に深めることが可能です。

⑤未来の求職者との繋がりを維持することができる

すぐには採用に繋がらなくても、SNSを通してコミュニケーションなどを継続的にすることにより、転職意欲がでてきたタイミングでターゲットに効果的にアプローチすることができます。


 
◆SNSで採用をするデメリット

①運用工数がかかる

SNSは定期的に情報を発信していく必要性があり、担当者にとってかなりの時間と運用工数がかかってしまいます。
あらかじめ目標(フォロワー数、採用計画人数)を決めて担当者を複数人アサインしていくなど、継続可能な計画を立てていきましょう。

②自社コンテンツの強化が必須

コンテンツが弱いとファン(フォロワー)がついてきません。
企業の印象や魅力、働いている現場の方のリアルな声、役に立つ情報など、ユーザーの目を引くようなコンテンツを発信し続けていくことが大切です。
そのため、今までよりさらに自社のコンテンツ強化に力を入れる必要があります。

③最低限のネットリテラシーが必要

誤解を招くような情報発信や誤った企業ブランディングのせいで「炎上」してしまうケースも中にはあります。
不特定多数のユーザーと繋がるSNSでは意図せずに「炎上」する可能性もあるので、ダブルチェックなどで対策をとるのが良いでしょう。


 
◆SNS導入のポイント
 

①SNSを利用する目的やゴールの明確化
②欲しいターゲット・ペルソナの明確化(現場とのすり合わせができているかどうか)
③発信すべきコンテンツ内容の明確化(社員インタビュー、会社風景、企業の想いなど)

上記を明確にすると、自社にとって最適なSNSが見つかります。


 
<主要SNSのユーザー属性>
 

・LINE(年代男女問わず幅広く)
・YouTube(年代男女問わず幅広く)
・Facebook(20~50代の男女)
・Twitter(10~50代の男女)
・Instagram(10~20代の男女)
・Wantedly(10~30代の男女)
・YOUTRUST(30~40代の男女)
・LinkedIn(30~40代の男女)
・Eight(20~40代の男女)
・Tik Tok(10~20代の女性)
・Pinterest(20~30代の女性)

 

◆SNS運用担当の重要性
 

SNSは継続して投稿していく必要があります。

「手が空いたら投稿しよう」「イベントがあったら投稿しよう」など、計画性を持たずに始めてしまうのはあまり効果的ではありません。

しかしながら、ご存じの通りSNS運用は予想以上のマンパワーがかかってしまうため、社内であらかじめ運用担当を決めて年間のスケジュールと合わせて緻密に更新頻度や投稿内容などを制定していく必要があります。

求人広告と違い不特定多数のユーザーが利用しているからこそ、定期的に情報発信やコミュニケーションが取れるようにしておくことが重要なのです。

 

◆最後に
 

いかがでしたか?
情報革命と言われているこの時代には、採用活動にSNSの導入は必須事項。

自社にとってどのSNSを運用していくのが最適かを見極め、企業の想いや情報を求職者やユーザーに発信していきながら自社の採用ページと両方を活用して求人活動を行っていきましょう。

フォロアスではSNSの運用支援に合わせて、求人広告の提案、WEB広告集客の支援等も行っております。

継続的な採用ノウハウの構築ができればと思っておりますので、是非ともお気軽にご連絡ください。

 

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