野村克也監督の名言から学ぶ昨今の新卒採用市況~元野球部の営業社員が送る~
こんにちは。フォロアス営業担当のI・Tです!
タイトルからも分かる通り、筆者は元野球部で、大の東京ヤクルトスワローズのファンです。
90年代のスワローズの黄金時代に野球を始めた自分は自然とスワローズのファンになり、当時の強い球団の監督だった野村克也さんが大好きでした。
今回は、そんな野村克也監督の言葉から学ぶ“体育会系学生の就活市況”についてお話ししたいと思います。
野村監督は、万年Bクラスだったスワローズの監督へ就任した1年目の春季キャンプで毎晩1時間ほどミーティングの場を設け、選手たちに対して徹底的に「野村イズム」を教え込みました。
彼が最初に選手たちに話した内容は、なんと『人間学』や『社会学』の話だそうです。
「え!?野球の話じゃねーの?!」
そう疑問に思う方もいるかもしれません。
のちに2000本安打を放って名球会入りをすることになる古田敦也氏(当時入団1年目)も、野村監督が野球の話を一切しないことに驚きを隠せなかったそうです。
野村監督いわく、「彼らはプロ野球選手である以前に人間であり、社会人」だということ。
そういった「人間」として、「社会人」としての考えが選手一人ひとりに浸透し、「フォア・ザ・チーム」の精神が徐々に植え付けられていったスワローズ。
個々の役割を理解しながらチームのためを思ってプレーする意識改革が実を結び、野村監督就任3年目の1992年に14年振りのリーグ優勝を成し遂げました。
そんな野村監督は、数々の名言を残しています。
野球だけでなく、体育会系出身の方のイメージをガラッと変えちゃう内容だったので、いくつかご紹介させていただければと思います。
①「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。
②どうやったらライバルとの競争に勝てるか考えたとき、1日24時間の使い方の問題だ、と思った。
③組織はリーダーの力量以上には伸びない。
④「もうダメ」ではなく、「まだダメ」なのだ。
⑤好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。嫌われることを恐れている人に、真のリーダーシップは取れない。
…本当に野球やっている方の言葉なんでしょうか?!
野球をはじめ、体育会系の方も「脳筋」だけはないんです!
野村監督をはじめとした優秀な指導者のもと、野球の概念、スポーツの概念が今までの“利己(個人)主義”から“利他(他人)主義”へと変わり、アマチュア野球や高校野球などにも『人間学』や『社会学』の教えが広がっていきました。
話が変わって、たまにお付き合いのある企業の人事の方に「人材紹介以外で体育会系の学生ってどうやって採用するの?」といった相談を受けることもあります。
今回ご紹介したような考えを持っている体育会系学生は、素直で協調性があり、向上心をも兼ね備えた方が多く、企業からも一定の人気があります。
実はここだけの話、媒体によっては体育会系学生に特化したオプションやイベントなどもあるんですよ!
部活に集中していた22卒の学生は、この秋や冬にかけても就職活動を続けていることもしばしば。
新卒の採用市況を的確にとらえながら、意中の学生を狙って採用していくことを目指していきましょう。さて、締めになりますが、最後にフォロアスが扱っている主な新卒採用のサービスについてご紹介できればと思います。
・マイナビ新卒
・キャリタス就活
・あさがくナビ
・ONE CAREER
・OfferBox
・キミスカ …など
通常媒体だけでなく、ダイレクトに1to1で学生にスカウトを訴求するツールまで幅広く取り扱っています。
…ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
現在の学生の動きなども、野球の雑談がてらにお話しさせていただければ嬉しいです。
※余談ですが、野村イズムを継承する高津臣吾監督が率いる2021年のヤクルトスワローズも、11月24日現在日本シリーズでオリックスと激戦を繰り広げています!
→優勝しました!!
新卒採用でお困りの人事の方。野球が好きな人事の方。
ぜひとも私までお声がけください!よろしくお願いいたします!