中途採用の“ミスマッチ”を防ぐためには?今の20代転職者は企業の「ココ」を見ている!

「楽しいと思える仕事がしたい…」
「人に自慢できる仕事がしたい…」
「自分らしく仕事がしたい…」

昨今、様々な動機で転職市況が動いており、日本の社会人の2人に1人がジョブチェンジを経験している時代に突入。さらに、新卒の学生の半数以上が「転職」を前提とした就職活動をしているというのだから驚きです。

それでは、満を持して「転職」に臨む彼らが企業に求めているものとは、一体何なのでしょうか。

まずは、「なぜ中途採用でミスマッチが起きるか?」を追究した上で、20代求職者が企業に求めている要素について羅列していきたいと思います。

 
◆中途採用で“ミスマッチ”が起きる理由
ミスマッチについては様々な見解があるかとは思いますが、一番分かりやすい結果として「早期離職(一般的に3年以内の退職)」が挙げられるでしょう。
溢れかえる市況の中で企業がいい人材と巡り合えない要因を、私なりに少し考えてみました。

①面接で質的な判断をしてしまっている
面接官によって評価に変動があると、応募者が求めている要件の通りなのかどうか正しく判断できないことがある。

②入社前に求職者の情報を的確に手に入れることが困難
一番企業も頭を悩ませているところだと思うが、職務経歴書や面接だけでは志向性や人柄などはなかなか分かりえない。入社してみてから、「何か違う」というモヤモヤしたお互いの齟齬が一定数生まれてしまうのはやむを得ないことだろう。

③どのような人材が活躍できているのか社内で定義づけができていない
現有社員でどういった人材が活躍しているかどうかを人事側が把握していないと、適切なターゲットに訴求ができない。実績としては十分だが、社風に合わないなどのトラブルがのちに起こりうるだろう。

 
◆20代の求職者は企業のココを見ている!
若い求職者が求人原稿やダイレクトリクルーティングサービスなどを通して転職活動を進めるにあたって、企業に求める条件面で重要視している点の優位性は以下のようになっています。

①定着率
20代の転職希望者は「成長」の観点よりも企業の「受け入れ体制」に注目しており、「定着率の高さ」や「採用のオープンさ」への関心が高いと推察される。

②中途採用入社の比率
現在の市況にあふれる求職者の半数以上がが応募時に中途採用比率を意識しているらしい。
「中途採用の実績が多いと応募意欲がかきたてられる」「入社後も組織に馴染める想像ができる」などの声が寄せられている。

③成長性
30代以降のキャリアステップとして、昇進昇級や資格支援制度がある企業はやはり人気度が高い。
求人原稿においても、「将来のキャリアパスが明確に書かれているかどうか」が有効応募を増やせるかどうかの鍵になってくる。

 
いかがでしたでしょうか?

内部の課題や今の市況感をしっかり理解した上で、競合他社に勝つ採用を志していただくことが重要です。
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